突き放さずに、こちらから一歩。子どもとの関係が変わった”見ておいて褒める”習慣

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話しかけても、目も合わせてくれない。
注意しても、おしゃべりが止まらない。
すれ違っても、挨拶が返ってこない。

私、この子に嫌われてるのかな…

そう感じて、つい距離を置いてしまったことはありませんか?

私もそうでした。
嫌な態度をとられると、傷つかないように、その子とはなるべく関わらないようにしていたんです。

小学生の子どもを指導していると、こんな感じで悩むことがあります。

でも最近、あることを続けてみたら、子どもたちとの関係が少しずつ変わってきました。

それは、嫌な態度をとる子にこそ、こちらから近づくこと。

今日は、私が教員時代に学校で実際にやってみて効果を感じたことと、それが大人の人間関係にもつながった話をお伝えします。

目次

嫌な態度をとられると、離れたくなるのは当たり前

私が出会った「ちょっと手ごわい」子どもたち

私は小学校で算数の少人数指導を担当していました。いろいろな学年の子と関わる中で、正直「手ごわいな…」と感じる場面もあります。

たとえば、

  • 高学年の女の子に、話しかけても無視される
  • 高学年の男の子が、授業中のおしゃべりを注意してもやめない
  • 廊下で会っても、挨拶をしてくれない

一つひとつは小さなことかもしれません。
でも、毎日続くと、じわじわ心にこたえるんですよね。

「関わらない」を選んでいたこれまでの私

以前の私は、そういう子とは必要以上に関わらないようにしていました。

こちらが近づいても、また嫌な態度をとられるかもしれない。
それなら、そっとしておいたほうがお互いのためかな…。

そう思っていたんです。

でも今振り返ると、距離を置くほど、関係は冷えていくだけでした。

こちらから一歩近づいてみた

まずは、私から挨拶をする

最初に変えたのは、挨拶です。

相手から挨拶がなくても、こちらから先に「おはよう」と声をかける。
返事がなくても、気にせず続ける。

すると、少しずつ挨拶を返してくれるようになりました。

心理学には「単純接触効果(ザイオンス効果)」という言葉があります。人は、接する回数が増えるほど相手に親しみを感じやすくなる、というものです。

挨拶は、いちばん小さくて、いちばん続けやすい”接触”なのかもしれません。

返事がなくても、声をかけた分だけ距離は縮まっています。

「頑張っていること」を見ておいて、あとで伝える

もうひとつ効果を感じたのが、その子が頑張っていることを見ておいて、褒めることです。

① 習字で表彰されていたら
授業が終わったあとに、「この前、習字で表彰されていたね」と声をかける。

② 体育で頑張っている姿を見たら
「体育、すごく頑張ってたね」と伝える。

ポイントは、授業の中身とは関係のない場面での頑張りを、ちゃんと見ておくこと。

算数の時間だけ見ていたら気づけない、その子のいいところ。
それを「見てたよ」と伝えるだけです。

声をかけると、その子は一瞬ニコッとして、うれしそうな顔をしてくれました。
特に何か言葉が返ってきたわけではありません。
でも、その一瞬の笑顔が、私はとてもうれしかったんです。

1〜2回褒めただけで、反応が変わってきた

驚いたのは、変化が思ったより早かったことです。
頑張っていることを1〜2回褒めただけで、子どもたちの反応が変わってきました。

特に変わったのが、授業中の様子です。

それまでは、授業中にふざけておしゃべりが止まらなかった男の子。
声かけを繰り返しているうちに、だんだん授業に集中するようになりました。
おしゃべりもしなくなりました。

それだけではありません。
こちらが質問したことに、一生懸命答えようとしてくれるようになったんです。

何度注意しても変わらなかったのに。
「見てたよ」を伝え続けただけで、こんなに変わるなんて…。

嫌な態度の奥には、もしかしたら
「どうせ先生は私のこと見てない」
「怒られてばかり」
そんな気持ちがあったのかもしれません。

子どもは、「ちゃんと見てもらえている」と感じたとき、心を開き始めるのだと思います。

これは、大人にも同じだった

なんとなく嫌な態度をとる人に、あえて近づく

実はこれ、子どもだけの話ではありませんでした。

職場にも、なんとなく私に対して嫌な態度をとってくるな…と感じる人がいます。

以前ならやっぱり、そっと距離を置いていたと思います。
でも子どもたちとの経験から、大人にも同じようにしてみることにしました。

服、ネイル、好きなこと。その人が大事にしているものを褒める

たとえば、

  • 今日の服を「素敵ですね」と褒める
  • ネイルなど、その人がこだわっているところに気づいて伝える
  • その人が頑張っていること、力を入れていることを言葉にする

特別なことは何もしていません。
「あなたのこと、ちゃんと見ていますよ」というサインを送っただけです。

すると、少しずつ職場の人間関係もよくなっていきました。

大人も子どもも、根っこは同じなんですよね。

思春期のわが子にも、きっと同じ

この関わり方は、思春期にさしかかったわが子にも活かせると思います。

話しかけても返事がそっけない。
何を聞いても「別に」「ふつう」。
注意すれば、ムッとした顔をされる…。

そんな時期こそ、つい小言ばかりになってしまいがちですよね。

でも、学校で出会う高学年の子たちと同じように、
家の子も、心のどこかで「ちゃんと見てほしい」と思っているのかもしれません。

  • 部活や習い事で頑張っていたこと
  • 苦手な宿題に向き合っていたこと
  • きょうだいや友達にやさしくしていたこと

そんな小さな頑張りを見つけて、さらっと伝えてみる。
照れくさそうにされても、きっと心には届いています。

子どもも大人も、やっぱり褒められるとうれしい。
年齢や立場に関係なく、人間ってそういうものなのだと思います。

これからの教室づくりにも活かしたい

私は今、子ども向けの書道教室の準備を進めています。

教室にはきっと、いろいろな子がやってきます。
素直に話してくれる子もいれば、なかなか心を開いてくれない子もいるはずです。

そんなときこそ、

  • ✔ こちらから先に挨拶をする
  • ✔ その子の頑張りを見つけて、言葉にして伝える
  • ✔ 嫌な態度をとられても、離れずに一歩近づく

この3つを大切にしたいと思っています。

字が上手になることと同じくらい、「ここに来ると、ちゃんと見てもらえる」と感じてもらえる場所にしたい。
安心できる関係があってこそ、子どもは伸びていくのだと思うから。

まとめ|嫌な態度の子にこそ、こちらから近づこう

  • 嫌な態度をとられると、離れたくなるのは自然なこと
  • でも、距離を置くほど関係は冷えていく
  • まずは、こちらから挨拶をする
  • その子の頑張っていることを見ておいて、あとで伝える
  • 1〜2回褒めるだけでも、反応が変わることがある
  • 大人との関係にも、同じことが活かせる
  • 思春期のわが子にも。子どもも大人も、褒められるとうれしいもの

嫌な態度をとられたとき、近づくのは少し勇気がいります。
私も最初は、正直こわかったです。

でも、その一歩が、関係を変えるきっかけになるかもしれません。

今日、誰かのいいところをひとつ見つけて、そっと伝えてみませんか?

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この記事を書いた人

はじめまして。
このブログに来てくださり、ありがとうございます。

私は、教員・保育士として子どもと関わる仕事をしてきました。
現在は子育て真っ最中の母です。

毎日、家事に育児に追われて
「子どものことばかりで、自分のことはいつも後回し」
そんな日々を過ごしていました。

実は私自身、
・子育ても初めてで分からないことだらけ
・自己肯定感がどんどん下がっていく

そんな状態でした。

そんな中で出会ったのが「書道(習字)」です。
最初は「今さら始めても…」と思っていましたが、
ほんの少しでも自分だけの時間を持つことで、気持ちが驚くほど変わりました。

ゆっくり筆を持つ時間。
一文字ずつ書く時間。
少しずつ字が整っていく実感。

それが、
「私、まだ成長できるんだ」
「自分のための時間を大切にしていいんだ」
という自信につながっていきました。

自分に余裕ができると、不思議と家族にも優しくなれます。

このブログでは、
・忙しいお母さんでもできる書道の楽しみ方
・初心者目線のリアルな体験談
・子育ての合間にできる“自分時間”の作り方

を中心に発信しています。

毎日がんばっているお母さんへ。
ほんの少しでいいので、
自分の好きなことをする時間を大切にしてほしい。

このブログが、そのきっかけになれたら嬉しいです。

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