
毎日忙しくて、自分の時間がまったく取れない。
子育て、仕事、家事…気づいたら1日が終わっている。
「今日も何もできなかった」と思いながら眠りにつく夜、ありませんか?
でも実は、幸せになるために必要な自由時間は、たった2時間からでいいんです。
今回は、UCLAのキャシー・ホームズ教授の著書をもとに、幸福度を本当に高める「時間の使い方」をお伝えします。
幸せになるための自由時間は「1日2〜5時間」でいい
まず、驚きの研究結果からお伝えします。
幸福度を最大化するための自由時間は、1日2〜5時間が最適とされています。
・2時間未満だと→ 時間に追われ、ストレスや不健康を招きやすい
・5時間以上あると→ 「何もしていない」という罪悪感で、逆に幸福度が下がる
つまり、自由時間は「長ければ長いほどいい」わけではありません。
2時間あれば、幸せを感じるには十分なのです。
私自身、育休中に似たような経験をしました。子どものお世話はあるけれど、忙しかったころと比べると「やることがない」と感じてしまって、なんとなくモヤモヤしていた時期があったんです。
あの感覚は、この研究と重なる部分があるなと思います。
幸福度を上げる「3つの時間の使い方」
以下の3つに時間を使うと、人は幸福を感じやすくなると言われています。
① 誰かと一緒に過ごす
友人、家族、ペットなど、親しい存在との時間は幸福度を大きく高めます。
育休中も、子どもと散歩に出かけたり、ベッドでゴロゴロしたりしている時間は、じんわりと幸せを感じていました。私はやっぱり、誰かと一緒にいると幸せを感じやすいタイプだと実感しています。
② 外に出る
屋内より屋外の方が、幸福度が高まりやすいとされています。
天気や活動内容は関係ありません。思うように歩けなくても、子どもと外を歩いていると、小さな季節の変化や外の空気の気持ちよさを感じることができました。
③ 没頭(フロー)できることをする
時間を忘れるほど集中できることに取り組むと、幸福感が高まります。
コツはスマホなどの「邪魔」を排除すること。育児中は思い切ったことをしようとした瞬間に子どもが泣き出す…なんてことも多いですよね。何かをやろうとして、準備をしていたら子供に呼ばれるなど。
そのジレンマはよくわかります。だからこそ、短い時間でも「没頭できる何か」を持っておくことが大切です。
幸福度を下げる「避けるべき時間の使い方」
反対に、こんな時間の使い方は幸福度を下げてしまいます。
慢性的な孤独
孤独は死亡率を高めるリスクもあると言われるほど、心身への影響が大きいです。
1日1回は誰かと関わる工夫を意識してみましょう。
「やらなければならない」ことに追われる
家事や通勤など、自己決定権がないと感じる作業は、幸福度を下げやすいです。
対策としては、家電の自動化を活用したり、「聴きたかったPodcastを聴きながら家事をする」など、やりたいことと掛け合わせるのが効果的です。
目的のないSNSやニュースの閲覧



何となくスマホを開いて、気づいたら30分経っていた…という経験はありませんか?
私も育休中、ほっとした時間にSNSを開いてしまい、キラキラしているお母さんの投稿を見ては「私はできていない」と落ち込んでいました。SNSはマーケティングで作られた世界だと割り切れればよかったのですが、当時の私には難しかったです。
まずは自分の時間の使い方を「見える化」することが、改善の第一歩です。
私は、Googleカレンダーに時間の過ごし方を記録していたことがありました。すると、「なぞの余白時間」があることに気がつきました。無意識でSNSを見てぼーっとしている時間があったのです。
仕事を充実させる2つのポイント
人生の多くの時間を占める「仕事」を楽しくする方法も紹介されています。
お金以外の目的を持つ
「誰かの役に立つ」「この問題を解決したい」など、自分なりの意味を見出すことで、仕事のやりがいが変わります。私も問題意識を持って仕事に取り組めるようになってから、仕事の楽しさを感じられるようになりました。
職場に友達を作る
職場に親友がいると、仕事への熱意と幸福度が格段に上がると言われています。
私は職場でバドミントンやフットサルをする機会があり、そこで仕事以外の話でも盛り上がれる仲間ができました。それだけで、仕事に行くのが楽しくなった記憶があります。
「慣れ」を防いで、幸せを長続きさせるコツ
楽しいことも繰り返すと慣れてしまい、喜びが薄れていきます。
その対策として研究が提案しているのが、「人生の残り時間」を意識することです。
「親と一緒に食事できるのは、あと何回だろう?」
そう回数を意識するだけで、今目の前にある時間がとても大切に感じられるようになります。忙しい毎日の中でも、ふと立ち止まってゆっくり考える時間を持つことが、幸せを維持する秘訣かもしれません。
まとめ:時間の「量」より「質」を変えよう
今日からできることを整理すると、こんなイメージです。
・自由時間は2時間あれば十分。完璧を目指さなくていい
・誰かと過ごす・外に出る・没頭する、この3つを意識する
・目的のないSNS時間を減らし、時間を見える化する
・仕事には「意味」と「仲間」を見つける
・今この瞬間の有限性を意識して、目の前の時間を大切にする
毎日忙しくて当たり前の時代だからこそ、時間の「長さ」ではなく「中身」を変えることが、幸せへの近道です。
今日1日、誰かと笑える時間が少しでもありますように。


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